明日やりたいこと
♪論文を書く
♪映画(SP)をみたい
2010年10月31日日曜日
2010年10月28日木曜日
講演会
興味深い講演会です。
行きたいけれど、都合がつかず。。。
★日本縦断トリエステ精神保健講演会のおしらせ。横浜会場満席!★
コンボの主催する日本縦断トリエステ精神保健講演会が全国4ヶ所で開催されます。 横浜会場は満席になりましたので、残り3会場について、お知らせします。
このたびコンボでは日本縦断トリエステ精神保健講演会実行委員会、フランコ・バザーリア記念財団とともに、精神病院を無くしたイタリアから3人の方を招き、日本各地で講演会を催します。「マニコミオ(精神病院)をやめたイタリアから精神病院(マニコミオ)をやめられない日本へのメッセージ」全会場イタリア語の通訳の方が同行いたしますので、どうぞご参加ください。
詳細は、http://trieste.jp/ をご覧ください。お申込み用のFAX用紙もダウンロード出来ます。
講師はマリアグラツィア・ジャンニケッダ(フランコ・バザーリア記念財団理事長)、ジゼッラ・トリンカス(イタリア家族会連合会長)、トッマーゾ・ロザーヴィオ(ローマの巨大マニコミオ閉鎖プロジェクトで最高責任者)となっております。司会・コメンテーターはジャーナリストの大熊一夫さんです。
日本でも社会的入院の当事者を地域に出すという、退院促進事業が行われていますが、精神病院を無くす方向には全く動いていません。
イタリアには、区分けされた地域の総合病院に精神科ベットが15床づつあるだけで、単科の精神病院(マニコミオ)は、すべて廃止されました。その動きを始めたのは精神科医のフランコ・バザーリアです。1978年に5月13日に180号法、通称バザーリア法が議会を通過しました。長い年月がかかりましたが、1999年3月に、イタリア保健大臣ローズィ・ビンディは、すべての精神病院の閉鎖が完了したことを宣言しました。つまり、21世紀のイタリアには精神病院がないのです。
180号法の骨子は精神病院を新しく作ることは禁止。すでにある精神病院に新たに入院させることも禁止。1980年以降は再入院も禁止としたました。精神病院解体のための国の法律です。
今回司会は大熊一夫さんが努めます。大熊さんの著書「精神病院を捨てたイタリア捨てない日本」に出てくる、3人の方が来日されます。
全精神病院の廃止という改革は常に進んでは戻り、またイタリア国内でもトリエステではすぐ、うまく行ったが、180号法ができても、5年経ってもローマでは何の進展もないという状態だったそうです。
今回来日するトッマーゾ・ロザーヴィオさんは精神科医です。ローマにバザーリアと共に1980年に赴き、バザーリアが1980年に脳腫瘍で急逝したあとに、ローマの全精神病院解体と地域精神保健システムの構築をした、精神科医です。
そしてサルデーニャも精神保健不毛の島でした。そこで立ち上がったのが今回来日する、イタリア家族会全国連合会長のジゼッラ・トリンカスさんです。
また、マリアグラツィア・ジャンニケッダさんは、若い頃、社会学の大学院で下級生を指導する立場でした。1971年の11月に、地元サルデーニャ州サッサリ県立の精神病院に生徒を連れて行き、そこで見た光景は今でも夢に見るそうです。
その後、毎日その精神病院に通い、何かできることはないか模索していました。1972年3月にサッサリから80キロ離れた街でバザーリアの講演に参加し、「あなたが言行一致の人なら、サッサリの精神病院に来るべきです。」と言って、強引にバザーリアをサッサリに連れていき、バザーリアに問題を解決させてしまいました。その後、バザーリアにスカウトされトリエステの精神病院で学ぶことになりました。
与えられたのは、患者を一列に並べてホースで水をぶっかけるような、不潔病棟と呼ばれる職場でした。ジャンニケッダさんは一人ひとりを丁寧に洗いました。「はじめは触っただけで身を固くした人たちですが、少しづつ態度が変わり、お仕着せの寝間着を捨てて、流行りのつなぎのジーンズを着せると見違えるような男前になりました。」現在はフランコ・バザーリア記念財団の理事長をしています。
今も改革の渦中にある3人の方が来日されます。
大熊さんの本から、バザーリアの言葉を引用します。「多くの精神科医が、重い統合失調症の患者を病院に入れて、完治していないと言っては入れっぱなしにする。ところが、病院の外で生活するには何も完治する必要はない。患者は専門家の支援のもとで自分の狂気と共存できるのだ。精神科医の変革を待っていたって何も変わらない。今は大きな文化運動を起こして、精神科医が変わらざるを得ない状況を作ることこそ大事なのだ。」
日本縦断講演ツアーの日程
★第1弾 東京 11月16日(火) 事前申込みが必要です会場:北とぴあ つつじホール (JR京浜東北線王子駅北口より徒歩2分、地下鉄南北線王子駅5番出口直結、都電荒川線王子駅前駅より徒歩5分)http://www.kitabunka.or.jp/kitaku_info/rlink/summary-map時間:18:30~21:30(開場18:00)資料代:1,500円お申込方法:FAXまたはメールFAX: 047-320-3871メール: tokyo.trieste@gmail.comお名前・ご住所・電話番号・FAX番号・メールアドレスをご明記ください。先着順。満席になり次第締め切ります。
★第2弾 横浜(参加申込終了)
★第3弾 大阪 11月20日(土) 事前申込み不要 直接会場へ起こし下さい。問い合わせ先はコンボではありません。会場:大阪市中央区民センター (地下鉄堺筋線・中央線「堺筋本庁」下車)時間:14:00~16:30資料代:当事者・学生 500円 一般:1,000円問い合わせ先:大阪精神医療人権センター Tel:06-6313-0056大阪精神医療人権センター設立25周年記念事業として行われます。講演会は14:00からですが、記念行事は13:30分から開始します。
★第4弾 長崎 11月21日(日) 事前申込みが必要です。会場:諫早市民センター時間10:30~16:30(開場10:00)お申込方法:FAXまたはメールFAX:0957-21-0572メール:nagasaki.trieste@gmail.comお名前・ご住所・電話番号・FAX番号・メールアドレス・お弁当の申込の有無(お茶付き800円)を明記してください。http://trieste.jp/からFAXのお申込用紙をダウンロードすることができます。
なお、このメールの中で狂気という言葉を用いました。大熊一夫著「精神病院を捨てたイタリア捨てない日本」からそのまま引用しました。この本の「用語について」で用いられる基準を宇田川なりに理解し、そのまま引用いたしました。お気に召さない言葉遣いでしたら謝ります。でも、お気に召さない言葉遣いでしたら、ぜひ講演会に参加なさって、直接大熊さんとお話をされることをおすすめします。
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なお、このメールをご自分の所属しているメーリングリストなどに転送していただけたら幸いです。このメールをご自分のブログにコピーアンド・ペーストしたり、広くお知り合いに転送していただけますよう、よろしくお願いいたします。また会報を発行しておられる団体につきましては、コンボ宇田川の名前で全文掲載していただきたく、よろしくお願い致します。
特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構(コンボ)http://comhbo.net/
〒272-0031 千葉県市川市平田3-5-1 トノックスビル2F
TEL 047-320-3870 FAX 047-320-3871
info@comhbo.net
コンボお知らせメール便 担当:宇田川健
行きたいけれど、都合がつかず。。。
★日本縦断トリエステ精神保健講演会のおしらせ。横浜会場満席!★
コンボの主催する日本縦断トリエステ精神保健講演会が全国4ヶ所で開催されます。 横浜会場は満席になりましたので、残り3会場について、お知らせします。
このたびコンボでは日本縦断トリエステ精神保健講演会実行委員会、フランコ・バザーリア記念財団とともに、精神病院を無くしたイタリアから3人の方を招き、日本各地で講演会を催します。「マニコミオ(精神病院)をやめたイタリアから精神病院(マニコミオ)をやめられない日本へのメッセージ」全会場イタリア語の通訳の方が同行いたしますので、どうぞご参加ください。
詳細は、http://trieste.jp/ をご覧ください。お申込み用のFAX用紙もダウンロード出来ます。
講師はマリアグラツィア・ジャンニケッダ(フランコ・バザーリア記念財団理事長)、ジゼッラ・トリンカス(イタリア家族会連合会長)、トッマーゾ・ロザーヴィオ(ローマの巨大マニコミオ閉鎖プロジェクトで最高責任者)となっております。司会・コメンテーターはジャーナリストの大熊一夫さんです。
日本でも社会的入院の当事者を地域に出すという、退院促進事業が行われていますが、精神病院を無くす方向には全く動いていません。
イタリアには、区分けされた地域の総合病院に精神科ベットが15床づつあるだけで、単科の精神病院(マニコミオ)は、すべて廃止されました。その動きを始めたのは精神科医のフランコ・バザーリアです。1978年に5月13日に180号法、通称バザーリア法が議会を通過しました。長い年月がかかりましたが、1999年3月に、イタリア保健大臣ローズィ・ビンディは、すべての精神病院の閉鎖が完了したことを宣言しました。つまり、21世紀のイタリアには精神病院がないのです。
180号法の骨子は精神病院を新しく作ることは禁止。すでにある精神病院に新たに入院させることも禁止。1980年以降は再入院も禁止としたました。精神病院解体のための国の法律です。
今回司会は大熊一夫さんが努めます。大熊さんの著書「精神病院を捨てたイタリア捨てない日本」に出てくる、3人の方が来日されます。
全精神病院の廃止という改革は常に進んでは戻り、またイタリア国内でもトリエステではすぐ、うまく行ったが、180号法ができても、5年経ってもローマでは何の進展もないという状態だったそうです。
今回来日するトッマーゾ・ロザーヴィオさんは精神科医です。ローマにバザーリアと共に1980年に赴き、バザーリアが1980年に脳腫瘍で急逝したあとに、ローマの全精神病院解体と地域精神保健システムの構築をした、精神科医です。
そしてサルデーニャも精神保健不毛の島でした。そこで立ち上がったのが今回来日する、イタリア家族会全国連合会長のジゼッラ・トリンカスさんです。
また、マリアグラツィア・ジャンニケッダさんは、若い頃、社会学の大学院で下級生を指導する立場でした。1971年の11月に、地元サルデーニャ州サッサリ県立の精神病院に生徒を連れて行き、そこで見た光景は今でも夢に見るそうです。
その後、毎日その精神病院に通い、何かできることはないか模索していました。1972年3月にサッサリから80キロ離れた街でバザーリアの講演に参加し、「あなたが言行一致の人なら、サッサリの精神病院に来るべきです。」と言って、強引にバザーリアをサッサリに連れていき、バザーリアに問題を解決させてしまいました。その後、バザーリアにスカウトされトリエステの精神病院で学ぶことになりました。
与えられたのは、患者を一列に並べてホースで水をぶっかけるような、不潔病棟と呼ばれる職場でした。ジャンニケッダさんは一人ひとりを丁寧に洗いました。「はじめは触っただけで身を固くした人たちですが、少しづつ態度が変わり、お仕着せの寝間着を捨てて、流行りのつなぎのジーンズを着せると見違えるような男前になりました。」現在はフランコ・バザーリア記念財団の理事長をしています。
今も改革の渦中にある3人の方が来日されます。
大熊さんの本から、バザーリアの言葉を引用します。「多くの精神科医が、重い統合失調症の患者を病院に入れて、完治していないと言っては入れっぱなしにする。ところが、病院の外で生活するには何も完治する必要はない。患者は専門家の支援のもとで自分の狂気と共存できるのだ。精神科医の変革を待っていたって何も変わらない。今は大きな文化運動を起こして、精神科医が変わらざるを得ない状況を作ることこそ大事なのだ。」
日本縦断講演ツアーの日程
★第1弾 東京 11月16日(火) 事前申込みが必要です会場:北とぴあ つつじホール (JR京浜東北線王子駅北口より徒歩2分、地下鉄南北線王子駅5番出口直結、都電荒川線王子駅前駅より徒歩5分)http://www.kitabunka.or.jp/kitaku_info/rlink/summary-map時間:18:30~21:30(開場18:00)資料代:1,500円お申込方法:FAXまたはメールFAX: 047-320-3871メール: tokyo.trieste@gmail.comお名前・ご住所・電話番号・FAX番号・メールアドレスをご明記ください。先着順。満席になり次第締め切ります。
★第2弾 横浜(参加申込終了)
★第3弾 大阪 11月20日(土) 事前申込み不要 直接会場へ起こし下さい。問い合わせ先はコンボではありません。会場:大阪市中央区民センター (地下鉄堺筋線・中央線「堺筋本庁」下車)時間:14:00~16:30資料代:当事者・学生 500円 一般:1,000円問い合わせ先:大阪精神医療人権センター Tel:06-6313-0056大阪精神医療人権センター設立25周年記念事業として行われます。講演会は14:00からですが、記念行事は13:30分から開始します。
★第4弾 長崎 11月21日(日) 事前申込みが必要です。会場:諫早市民センター時間10:30~16:30(開場10:00)お申込方法:FAXまたはメールFAX:0957-21-0572メール:nagasaki.trieste@gmail.comお名前・ご住所・電話番号・FAX番号・メールアドレス・お弁当の申込の有無(お茶付き800円)を明記してください。http://trieste.jp/からFAXのお申込用紙をダウンロードすることができます。
なお、このメールの中で狂気という言葉を用いました。大熊一夫著「精神病院を捨てたイタリア捨てない日本」からそのまま引用しました。この本の「用語について」で用いられる基準を宇田川なりに理解し、そのまま引用いたしました。お気に召さない言葉遣いでしたら謝ります。でも、お気に召さない言葉遣いでしたら、ぜひ講演会に参加なさって、直接大熊さんとお話をされることをおすすめします。
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なお、このメールをご自分の所属しているメーリングリストなどに転送していただけたら幸いです。このメールをご自分のブログにコピーアンド・ペーストしたり、広くお知り合いに転送していただけますよう、よろしくお願いいたします。また会報を発行しておられる団体につきましては、コンボ宇田川の名前で全文掲載していただきたく、よろしくお願い致します。
特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構(コンボ)http://comhbo.net/
〒272-0031 千葉県市川市平田3-5-1 トノックスビル2F
TEL 047-320-3870 FAX 047-320-3871
info@comhbo.net
コンボお知らせメール便 担当:宇田川健
2010年10月27日水曜日
2010年10月25日月曜日
2010年10月23日土曜日
2010年10月21日木曜日
2010年10月17日日曜日
2010年10月16日土曜日
2010年10月15日金曜日
2010年10月13日水曜日
患者役割行動について
皮膚科を再診しました。当分根気よく通わないと治らないみたいです。。。一応専門家なのに生活指導まで受けました。先生、治療中断したのに、優しく接してくださって、どうもありがとうございます。できる限り規則正しい生活を送ります。
2010年10月11日月曜日
2010年10月8日金曜日
2010年10月4日月曜日
2010年10月3日日曜日
2010年10月2日土曜日
2010年10月1日金曜日
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