明るい方へ
私と小鳥と鈴と
特に好きです。
最近、安冨先生の"生きる技法"を読んでいて(良書としてすすめられました!)、貨幣の使い方について、意識して考えています。
きっと、誰もが、お金はあった方が安心だと思うだろうけど(少なくとも私はそう思います)、でも、何とか生きることができていれば、それだけでありがたいことで、幸せだと思うのです。幸せの感覚って、とても個人差があるはずで、その人の背景や価値観が強く反映すると思います。
だからこそ、何をもって、幸せか、と問われるとわからなくなるのですが、それは、頭で考えることではなくて、感覚や感性で捉えるもののように最近思います。
お金の使い道について話を戻します。ぐだぐだな文ですね。お金の使い方を意識してみると、私がうれしくて幸せで、他者も利益とは違った気持ちで、純粋に心地いいと思うこともあるはずで、ちょうど、久々に本屋さんに立ち寄ったら、写真にある金子みすずの詩集を見つけたのです。しかも、売上の一部を東日本大震災の義援金にすると帯に書いてあります。
でも、疑い深い私は、"本当に義援金になるだろうか"と考えたりします。出版社の方に面識がないので。知り合いだったら疑いなく信じられますが。
そんな認知のスキーマを持っていることを再認識しつつも、とにかく、私にできることは微々たるもので少なくても、昨年の3月11日に起きたことを風化することなく、心のどこかの部分に共存していくことかと思います。
今日は、意識してお金を使った気持ちになっています。そんなわけで、安冨先生の本の中で書かれていた"貨幣について"という章を思い出しました。
最近の私は、いろいろと考えたいことがあって、ぐるぐると、ぐたぐたと考えてはいるのですが、いかんせん、思考が浅すぎて、足りなくて、もどかしく思っています。
明日は学位授与式です。学生さんが巣立っていくところをきちんと見届けます。
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