2009年10月28日水曜日
2009年10月27日火曜日
2009年10月25日日曜日
諦めきれないもの
最近気になる言葉は“インアウトバランス”なんです。
たぶんこれがぐちゃぐちゃだと思うのね、私の場合。
だから負のスパイラルというか、
まるでうまくいかないように感じるのではないかと。
おぉ~30代がんばれっていいたいわけですよ。
自己効力感なんて下がる一方ですから。
おーい、どこまで下がるんですか?と問いたいくらい。
そこで考えたこと。
まずは頭と体と心の風通しをよくしたい。
一人であまりどうしようもないことは考えちゃいけないわけですよ。
こういうときほど斬新な視点なんて出てこないので。
そんなわけで、人生経験の豊かな人に
相談に乗ってもらう&甘えてしまう計画を立てました。
私はもう考えるのに疲れましたから。
そんなとき、ふと思い出したのです。
武田鉄也さんもいってましたよね。
人という字は人と人が支えあっている字であると。
私の中で抱えているもの、それが何であって、それがどのくらい重要であるか、
また、同時にどのくらい負担がかかっているのかわかりつつ、
それでも簡単に捨てることができないことを十分に理解しているから苦しいのです。
ポイって捨ててしまえればそれは一瞬楽でしょうけれど
今度はそれを捨てたことに対して後悔すると思うのです。
乗り越えなければいけない試練。
よく神様は乗り越えられない試練は与えない。
というそうですが、
はたして本当にそうなのかなぁと自信がなくなってきます。
とにかく今の現状を打破するためには、
アウトで詰まっているので、インの量を減らそうかしら。
それとも別のアウトを見出してみようかしら。
ここ数日ずっと熟考しつつ、心が疲れ果てぐったりしていました。
でも、インの量はこれ以上減らせない。
というか、インも足りないんだから、問題なんだよ。
それでも、やはり、一番はアウトで勝負だ。
敵がどのような戦法で来るか読めないうちは
不安で不安でしょうがいない。
研究という仕事はそういうものだと思っています。
たぶんこれがぐちゃぐちゃだと思うのね、私の場合。
だから負のスパイラルというか、
まるでうまくいかないように感じるのではないかと。
おぉ~30代がんばれっていいたいわけですよ。
自己効力感なんて下がる一方ですから。
おーい、どこまで下がるんですか?と問いたいくらい。
そこで考えたこと。
まずは頭と体と心の風通しをよくしたい。
一人であまりどうしようもないことは考えちゃいけないわけですよ。
こういうときほど斬新な視点なんて出てこないので。
そんなわけで、人生経験の豊かな人に
相談に乗ってもらう&甘えてしまう計画を立てました。
私はもう考えるのに疲れましたから。
そんなとき、ふと思い出したのです。
武田鉄也さんもいってましたよね。
人という字は人と人が支えあっている字であると。
私の中で抱えているもの、それが何であって、それがどのくらい重要であるか、
また、同時にどのくらい負担がかかっているのかわかりつつ、
それでも簡単に捨てることができないことを十分に理解しているから苦しいのです。
ポイって捨ててしまえればそれは一瞬楽でしょうけれど
今度はそれを捨てたことに対して後悔すると思うのです。
乗り越えなければいけない試練。
よく神様は乗り越えられない試練は与えない。
というそうですが、
はたして本当にそうなのかなぁと自信がなくなってきます。
とにかく今の現状を打破するためには、
アウトで詰まっているので、インの量を減らそうかしら。
それとも別のアウトを見出してみようかしら。
ここ数日ずっと熟考しつつ、心が疲れ果てぐったりしていました。
でも、インの量はこれ以上減らせない。
というか、インも足りないんだから、問題なんだよ。
それでも、やはり、一番はアウトで勝負だ。
敵がどのような戦法で来るか読めないうちは
不安で不安でしょうがいない。
研究という仕事はそういうものだと思っています。
2009年10月24日土曜日
2009年10月23日金曜日
2009年10月20日火曜日
2009年10月19日月曜日
2009年10月18日日曜日
諦めることと逃げることの違い
最近、まったく、研究の方がはかどらないので、本ばかり読んでいます。
正直に言ってしまえば、本当にやる気が起きないのです。
でも、私は研究することがもともと好きなんですよ。
信じられない方には信じられないでしょうけど。
自分としては今までがむしゃらに探究心を持って前に進んできたつもりなんです。
今の状態はガス欠ですね。
最近読んだ本の中で、あるフレーズに出会い、心惹かれました。
(確かその本はNHK関係の書籍でした)
“諦めることと逃げることは違う。
諦めることは「明らかに」「見極める」ことだ。”
いい言葉だと思いませんか?
特に決断をしたいと思っている方にとっては。
また、諦めることと逃げることが同じことを意味すると 思っていた方にとっては。
この「明らかに」「見極める」こと。
あまりにも印象深い言葉だったので、私の心の中で根付くでしょう。
だって、私は諦めることと逃げることが等しいと思ってきたのですから。
このタイミングで新たな思考に触れ合えたことは光栄なことで感謝します。
参考文献
NHK「トップランナー」制作班編. 「トップランナー」の言葉. 三笠書房. p125-131. 2008.
正直に言ってしまえば、本当にやる気が起きないのです。
でも、私は研究することがもともと好きなんですよ。
信じられない方には信じられないでしょうけど。
自分としては今までがむしゃらに探究心を持って前に進んできたつもりなんです。
今の状態はガス欠ですね。
最近読んだ本の中で、あるフレーズに出会い、心惹かれました。
(確かその本はNHK関係の書籍でした)
“諦めることと逃げることは違う。
諦めることは「明らかに」「見極める」ことだ。”
いい言葉だと思いませんか?
特に決断をしたいと思っている方にとっては。
また、諦めることと逃げることが同じことを意味すると 思っていた方にとっては。
この「明らかに」「見極める」こと。
あまりにも印象深い言葉だったので、私の心の中で根付くでしょう。
だって、私は諦めることと逃げることが等しいと思ってきたのですから。
このタイミングで新たな思考に触れ合えたことは光栄なことで感謝します。
参考文献
NHK「トップランナー」制作班編. 「トップランナー」の言葉. 三笠書房. p125-131. 2008.
2009年10月16日金曜日
涙
とまりません、涙が。
どうしたら、この状況が好転するのかなんて、
考えても考えてもわからないのです。
頭で考えてもわからないから心で考えようと思っていました。
だから、今まで、なるべく、心の感じるままに日々を過ごしてきました。
でも、わからないものはわからないままです。
つまりは、視点ゼロの生き方。
とても危うい生き方です。
もう少し長期的なスパンで物事を考えられるといいのですが
その日暮らしで精いっぱいです。
なぜ今涙が流れ出てくるのかさえもわからない。
ただひとつだけわかることは
嬉しくて喜ばしいことがあって泣いているわけではないということ。
悲しい。
悔しい。
苦しい。
情けない。
そういういろんな感情がぐるぐるとぐちゃぐちゃと混じっている気持ちが
今の私のダークな気持ちなんです。
つらいけれども、ぼちぼち向き合わないといけない気持ち。
でも、そんなことはいつも思っていた。
“自分の幸せは自分が決める”のだと。
でも、何かを決断するまでの過程は、決して生易しいものではない。
何かを得るために何かを捨てたり、何かを守るために何かから逃げたり、
こうなってくると、前を向いているんだか、後ろを向いているんだか、
さっぱりわからなくなってくる。
涙。
きっと浄化したいものがあるから流れるんだ。
どうしたら、この状況が好転するのかなんて、
考えても考えてもわからないのです。
頭で考えてもわからないから心で考えようと思っていました。
だから、今まで、なるべく、心の感じるままに日々を過ごしてきました。
でも、わからないものはわからないままです。
つまりは、視点ゼロの生き方。
とても危うい生き方です。
もう少し長期的なスパンで物事を考えられるといいのですが
その日暮らしで精いっぱいです。
なぜ今涙が流れ出てくるのかさえもわからない。
ただひとつだけわかることは
嬉しくて喜ばしいことがあって泣いているわけではないということ。
悲しい。
悔しい。
苦しい。
情けない。
そういういろんな感情がぐるぐるとぐちゃぐちゃと混じっている気持ちが
今の私のダークな気持ちなんです。
つらいけれども、ぼちぼち向き合わないといけない気持ち。
でも、そんなことはいつも思っていた。
“自分の幸せは自分が決める”のだと。
でも、何かを決断するまでの過程は、決して生易しいものではない。
何かを得るために何かを捨てたり、何かを守るために何かから逃げたり、
こうなってくると、前を向いているんだか、後ろを向いているんだか、
さっぱりわからなくなってくる。
涙。
きっと浄化したいものがあるから流れるんだ。
2009年10月15日木曜日
2009年10月14日水曜日
2009年10月12日月曜日
2009年10月11日日曜日
東京
上京したついでに東大医学図書館に寄って調べ物をしてきました。
久々に立ち寄ったので、休日は17時で閉館であることをすっかり忘れてしまい、調べ物は途中で打ち切ることに(T_T)
[写真はちょっと暗めですね。。。]
その後、丸の内線本郷三丁目駅付近にある喫茶店「麦」に行き、久々に特製プリンを食べました。
この味だわ〜♪とひたってしまいました。
さらに、その後、新丸ビルに向かい、先輩とご飯を食べてきました。
ちょっとリッチにコースでお食事を♪
ちなみに、メインディッシュは若鶏の蒸し焼き粒マスタードソースを選びました。
とってもおいしかったです。
[レストラン大宮] http://0038.info/
2009年10月9日金曜日
2009年10月8日木曜日
2009年10月7日水曜日
人と比べない
タイトルを今日の言葉にしたいと思います。
私は、人と比べたくないもないし、比べられたくもないと思いつつも
いつの間にか人と比べて落ち込んでしまうことや
もしくは勝手に比べられてダメだしされたりして落ち込むこともある。
そんなときに思い出すのは、私には私なりの個性があって、
物事の見方や考え方があって、そういうところに私らしさが出るのだ。
だからみんなと同じじゃなくてもいいのではないか。
焦ったり腹立たしかったりしたときほどマイペースにいこうと省みたりします。
ただマイペースすぎて周囲にご迷惑をおかけしないように
配慮する必要はありますが。
朝早起きして少しずつ読んでいる
枡野俊明氏の“禅、シンプル生活のすすめ”では、
「身の丈に合ったことのくり返しが幸福につながる」と紹介されている。
まったくその通りだと思う。
引用文献
枡野俊明. 禅、シンプル生活のすすめ. 知的生きかた文庫. p90-91. 2009.
何かを続けていくことは難しいけれど
その何かを続けながら
身の丈に合ったことを継続していくことがきっと幸せにつながるのだ。
私は、人と比べたくないもないし、比べられたくもないと思いつつも
いつの間にか人と比べて落ち込んでしまうことや
もしくは勝手に比べられてダメだしされたりして落ち込むこともある。
そんなときに思い出すのは、私には私なりの個性があって、
物事の見方や考え方があって、そういうところに私らしさが出るのだ。
だからみんなと同じじゃなくてもいいのではないか。
焦ったり腹立たしかったりしたときほどマイペースにいこうと省みたりします。
ただマイペースすぎて周囲にご迷惑をおかけしないように
配慮する必要はありますが。
朝早起きして少しずつ読んでいる
枡野俊明氏の“禅、シンプル生活のすすめ”では、
「身の丈に合ったことのくり返しが幸福につながる」と紹介されている。
まったくその通りだと思う。
引用文献
枡野俊明. 禅、シンプル生活のすすめ. 知的生きかた文庫. p90-91. 2009.
何かを続けていくことは難しいけれど
その何かを続けながら
身の丈に合ったことを継続していくことがきっと幸せにつながるのだ。
2009年10月6日火曜日
続 闘うフリーター 所英男
総合格闘技のテレビをみました。
しかも所さんの試合だけ。
もう何年も前からずっと応援しているのです。
所さんを久しぶりにみて
どれほど練習を積んできたのか
すぐにわかりました。
だからこそ、口内炎がひどかろうと、のどが痛かろうと、
家のソファに座りながら応援し続けました。
所さーん。
所さーん。
いけいけ。
今だ!!!
など。
(言葉に書くと平坦に思われるかもしれませんが
感情移入すると応援だけでも疲れるものです。)
そして、きっと、というか、絶対に、
所さん本人も所さんのファンも
今日の勝利を願っていたに違いない。
でも、結果はノックアウト負け。
あ!!!と思った瞬間には試合が終了していた。
そもそも世の中で結果というものは
勝ちか負けかのどちらかで
グレーゾーンなんてものは存在しない。
でも、プロセスを考えたら
闘い続けるということ自体が並大抵のことではないことがわかる。
想像以上に身体的にも精神的にも厳しいに違いない。
闘い続けるってそういう苦しさを背負っているもので
喜びを感じるなんてことは一瞬なのだと思う。
私の仕事も同じだ。
結果だけに焦点を当てられる。
言ってみれば業績だけ。
プロセスなんて関係ない。
でも、そのプロセスに意味を見出しながら研究をしている。
知りたいという探究心と
少しでも何か社会に還元できるものはないかと思う気持ちがあるからこそ
続けていられるのかもしれない。
所さん、今日の試合で負傷したところはきちんと治してくださいね。
ファンはみんな待っています。
そして、次回の試合も応援しています。
しかも所さんの試合だけ。
もう何年も前からずっと応援しているのです。
所さんを久しぶりにみて
どれほど練習を積んできたのか
すぐにわかりました。
だからこそ、口内炎がひどかろうと、のどが痛かろうと、
家のソファに座りながら応援し続けました。
所さーん。
所さーん。
いけいけ。
今だ!!!
など。
(言葉に書くと平坦に思われるかもしれませんが
感情移入すると応援だけでも疲れるものです。)
そして、きっと、というか、絶対に、
所さん本人も所さんのファンも
今日の勝利を願っていたに違いない。
でも、結果はノックアウト負け。
あ!!!と思った瞬間には試合が終了していた。
そもそも世の中で結果というものは
勝ちか負けかのどちらかで
グレーゾーンなんてものは存在しない。
でも、プロセスを考えたら
闘い続けるということ自体が並大抵のことではないことがわかる。
想像以上に身体的にも精神的にも厳しいに違いない。
闘い続けるってそういう苦しさを背負っているもので
喜びを感じるなんてことは一瞬なのだと思う。
私の仕事も同じだ。
結果だけに焦点を当てられる。
言ってみれば業績だけ。
プロセスなんて関係ない。
でも、そのプロセスに意味を見出しながら研究をしている。
知りたいという探究心と
少しでも何か社会に還元できるものはないかと思う気持ちがあるからこそ
続けていられるのかもしれない。
所さん、今日の試合で負傷したところはきちんと治してくださいね。
ファンはみんな待っています。
そして、次回の試合も応援しています。
2009年10月5日月曜日
手を合わせるということ
今日は眠る前にヨガスクールにいくと、
必ず「合掌」することをふと思い出しました。
そこで、「合掌」の意味について、今まで深く知ることのなかった私は、
枡野俊明氏の“禅、シンプル生活のすすめ”を読んで調べてみることにしました。
もちろん合掌には深い意味がありました。
枡野氏の本によると、右手は自分以外の相手。
つまりは、仏様であったり、神様であったり、
あるいは目の前にいる他人であったりするそうです。
そして左手は自分自身。
合掌とはこの二つをひとつにするという意味があるらしいのです。
さらに、枡野氏は最後にこのように述べておられます。
「手を合わせることで感謝の気持ちが生まれ、そこには争いごとは生じません。
(中略)
家の中に、手を合わせる場所をつくっておくのもよいでしょう。
そんな小さな習慣が、驚くほど心を鎮めてくれるものです。」
引用文献
枡野俊明. 禅、シンプル生活のすすめ. 知的生きかた文庫. p62-63. 2009.
“手を合わせる”ということは、何かを祈ったり(お願い事をしてみたり)、
自らを省みたりするだけでなく、他者を敬うことでもあるのですね。
次回のヨガスクールでは丁寧に“合掌”をしてみたいと思います。
必ず「合掌」することをふと思い出しました。
そこで、「合掌」の意味について、今まで深く知ることのなかった私は、
枡野俊明氏の“禅、シンプル生活のすすめ”を読んで調べてみることにしました。
もちろん合掌には深い意味がありました。
枡野氏の本によると、右手は自分以外の相手。
つまりは、仏様であったり、神様であったり、
あるいは目の前にいる他人であったりするそうです。
そして左手は自分自身。
合掌とはこの二つをひとつにするという意味があるらしいのです。
さらに、枡野氏は最後にこのように述べておられます。
「手を合わせることで感謝の気持ちが生まれ、そこには争いごとは生じません。
(中略)
家の中に、手を合わせる場所をつくっておくのもよいでしょう。
そんな小さな習慣が、驚くほど心を鎮めてくれるものです。」
引用文献
枡野俊明. 禅、シンプル生活のすすめ. 知的生きかた文庫. p62-63. 2009.
“手を合わせる”ということは、何かを祈ったり(お願い事をしてみたり)、
自らを省みたりするだけでなく、他者を敬うことでもあるのですね。
次回のヨガスクールでは丁寧に“合掌”をしてみたいと思います。
どんな環境が人を苛立たせるか
タイトルは
中井久夫先生が“こんなとき私はどうしてきたか”という本の中で
病棟運営についていくつかのヒントをお話されているものです。
まずこのタイトルに惹かれ、内容を読んでいくうちに
さらに興味深いと思いました。
なぜならば、病棟運営だけではなく、
これはあらゆる場面での生活に応用できる貴重な資料だと思ったからです。
中井先生は、下記のように述べておられます。
「気候でいうと、雨の降る前の方が人間はイライラします。
気圧が下がるだけでなく、いろいろな要因が加わっているのでしょう。
気圧も「気圧差」でなく「下がる速度」、速度の速度つまり加速度が問題ですね。
雨上がりなどはあまり人間はイライラしない。
湿度も相対湿度60パーセントを上回るか20パーセントを下回ると要注意です。」
さらに、中井先生は、このように結びます。
「私は患者さんの訴えのときは温度と気圧と湿度の三つをみます。
そして、本人に異状がなければ気象の責任にします。」
引用文献
中井久夫. こんなとき私はどうしてきたか. 医学書院. p092-093. 2007.
中井先生が診察する際に
温度と気圧と湿度の三つを大切にされていたことを知り
気象をみるという視点がいかに重要であるか気づかされます。
もし、このblogを読まれている方で、
気圧の変化に弱かったり、そんな日にはイマイチ調子がでなかったり、
元気になれなかったりしたときには、気象の責任にしましょう。
私も気圧の変化には敏感な方なので、
今日一日の生産性の低さは、気象のせいだと思うことにします。
中井久夫先生が“こんなとき私はどうしてきたか”という本の中で
病棟運営についていくつかのヒントをお話されているものです。
まずこのタイトルに惹かれ、内容を読んでいくうちに
さらに興味深いと思いました。
なぜならば、病棟運営だけではなく、
これはあらゆる場面での生活に応用できる貴重な資料だと思ったからです。
中井先生は、下記のように述べておられます。
「気候でいうと、雨の降る前の方が人間はイライラします。
気圧が下がるだけでなく、いろいろな要因が加わっているのでしょう。
気圧も「気圧差」でなく「下がる速度」、速度の速度つまり加速度が問題ですね。
雨上がりなどはあまり人間はイライラしない。
湿度も相対湿度60パーセントを上回るか20パーセントを下回ると要注意です。」
さらに、中井先生は、このように結びます。
「私は患者さんの訴えのときは温度と気圧と湿度の三つをみます。
そして、本人に異状がなければ気象の責任にします。」
引用文献
中井久夫. こんなとき私はどうしてきたか. 医学書院. p092-093. 2007.
中井先生が診察する際に
温度と気圧と湿度の三つを大切にされていたことを知り
気象をみるという視点がいかに重要であるか気づかされます。
もし、このblogを読まれている方で、
気圧の変化に弱かったり、そんな日にはイマイチ調子がでなかったり、
元気になれなかったりしたときには、気象の責任にしましょう。
私も気圧の変化には敏感な方なので、
今日一日の生産性の低さは、気象のせいだと思うことにします。
2009年10月4日日曜日
2009年10月3日土曜日
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