今日は眠る前にヨガスクールにいくと、
必ず「合掌」することをふと思い出しました。
そこで、「合掌」の意味について、今まで深く知ることのなかった私は、
枡野俊明氏の“禅、シンプル生活のすすめ”を読んで調べてみることにしました。
もちろん合掌には深い意味がありました。
枡野氏の本によると、右手は自分以外の相手。
つまりは、仏様であったり、神様であったり、
あるいは目の前にいる他人であったりするそうです。
そして左手は自分自身。
合掌とはこの二つをひとつにするという意味があるらしいのです。
さらに、枡野氏は最後にこのように述べておられます。
「手を合わせることで感謝の気持ちが生まれ、そこには争いごとは生じません。
(中略)
家の中に、手を合わせる場所をつくっておくのもよいでしょう。
そんな小さな習慣が、驚くほど心を鎮めてくれるものです。」
引用文献
枡野俊明. 禅、シンプル生活のすすめ. 知的生きかた文庫. p62-63. 2009.
“手を合わせる”ということは、何かを祈ったり(お願い事をしてみたり)、
自らを省みたりするだけでなく、他者を敬うことでもあるのですね。
次回のヨガスクールでは丁寧に“合掌”をしてみたいと思います。
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