2010年12月17日金曜日

Prodromal Symptoms vs. Early Warning Signs

今読んでいる論文。

何度も読んでいるのだけど、概念整理には非常に重要な論文。
迷ったときにはいつもこの論文を読む。

Bustillo J et al. (1995) Prodromal Symptoms vs. Early Warning Signs and Clinical Action in Schizophrenia. Schizophrenia Bulletin, 21(4), 553-559.

ずいぶん古い論文だけど、Bustillo et al. によって、Prodromal SymptomsとEarly Warning Signsの概念が整理されたことは画期的である。しかしながら、今でも研究者によっては混同して用いていることも事実。研究論文を書く際には用語の定義がとても大切なので、自分はどのような立場で用語を定義していくか注意が必要。それから、1995年以降のreview論文がないことから、今の現状について考察するためにも、この領域のreview論文を提示していくことも必要なのではないかと思った。

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