今日読んでいる論文。
Bell M et al. (2007) Are self-reports valid for schizophrenia patients with poor insight? Relationship of unawareness of illness to psychological self-report instruments. Psychiatry Research, 151, 37-46.
self-reportとinsightに着目している非常に興味深い論文。
感覚的にも納得できる結果である。
ただinsightは何をもって測るのか、
insightのある患者さんとはどういう像を示すのか、
それだけでも論文を書けると思うので、insightの定義は悩ましい。
そもそもself-reportは簡便に使用できるツールだと考えるが
そのツールを使用できる方の特徴を考慮する必要性がある。
それが研究の限界にもつながる。
個人的にはself-reportは重要なツールであると思うと同時に
患者さんが選択できる幅が増えることは望ましいことだと考える。
追記
この論文もYale Universityからの投稿。
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